業界研究法① of 外資系への道標

就活スタート

業界研究法① 業界を絞らないこと


左側にアンケートが出ていますね?
投票結果を見ても分かるように、
投資銀行、コンサルがダントツに抜けています。
そんなみなさんに、今日はおせっかいですがアドバイスがあります。

今から業界を絞らないこと。
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もともと外資志望の就活生をターゲットに作っているHPなので、
このような傾向になるのは分かっていました。
しかし敢えてこの時期の正解を言うなら、
「幅広く受けてみて考える」を選んで欲しいのです。


「外銀もしくはコンサル1本で受験して絶対受かる自信がありますか?」

就職活動は大学受験とは違います。
いくら自分に能力があり優秀でも、
こいつとは働きたくない、うちの社風に合わない
と思われたらさくっと落とされます。

「外資系は実力主義だから能力さえあれば受かるんじゃないか?」
と思うかもしれませんが、それは間違い。
デキル奴、能力があるのはアタリマエ。
外資は実力主義といっても、所詮はチームプレーなのです。
そういう意味でも、
いくら自信があっても他業界に目を配って置くこと!

現に今年も、優秀で複数の外資系選考の最終段階に残っていながら、
結局内定が取れず、最終的には日系の子会社に散っていた人もいました。
何事においてもポートフォリオの考えは重要です。


第二に、幸運にも投資銀行やコンサルから内定が出たとしましょう。
そして来年みなさんが仕事をするのは自分の業界以外の人たち、
そう、クライアントとなる
メーカー、金融機関、広告、不動産などなどといった業界です。
もちろん就活後にも他業界を知るすべはたくさんありますが、
就職活動時に少しずつ吸収しておくのが一番!
ビジネスモデル、収益構造、業界全体の雰囲気、勢力図
など、少しでも多く学んでおいて損はありません。
また、面接時の「なぜ○○の業界じゃ駄目なのか?」の質問に
実体験を持って話すことができます。

このような理由で、
現段階では「幅広く業界を見る」ということを忘れないでください。


ではどうやって他業界の情報収集をしていけばいいのでしょう。
就活初心者の道標に書いたのですが、こちらに載せることにしました。


◆業界研究法①(全体図)-

まずは就活偏差値ランキングに従って、
各業界にエントリーをしてください。

そしたら次は、業界情報集めです。
企業のパンフレット、HPで大体のビジネスモデルは分かりますが
どこも自社のいいところ、都合のいいことしか書いておらず
分かりづらいのが現状です。

まずは業界の仕事内容、勢力図、噂、ホンネなど、浅く広く捉えることが必要です。
ゆえに当サイトでは、会社図鑑!〈2010)を推奨しています。

適職は、書籍、説明会や選考、OB訪問などを通して徐々に見つけてい着ましょう。


◆業界研究に最適な「会社図鑑」

書籍に関しては、自分で好きなのを探せ!
というのが結論ですが、会社図鑑(上・下)は間違いなくオススメです。

上巻は銀行、証券、生保、損保、不動産、ゼネコン、鉄鋼、製薬、製菓、
ビール、自動車、電機の12業界事情を扱い、
下巻はテレビ、広告、新聞、出版・印刷、商社、百貨店、旅行代理店、
ゲーム、コンビニ、通信、アパレル、ス―パー、コンサルタントの13業界
を扱っています。


◆個別の業界について深く知りたいという人へ。

本屋に行けば、死ぬほど並んでいますので、
お好きなのを選んできてくださればと思います。

・その中でも比較的評判がいいのが、「○○業界のからくりがよく分かる本」です。

・マスコミを受けるなら、「マスコミ受験読本」です。

・コンサルを受けるなら、「こちら」で紹介。

・投資銀行を受けるなら、「こちら」で紹介。



◆業界研究にオススメシリーズを挙げておきます。




以上になります。

業界研究法② OB訪問をしましょう


前回は業界個々について深く知るための書籍を挙げましたが
これに関しては、書籍よりも「OB訪問」が一番!
(ただ、会社図鑑!2010 は読んでおいて損はない。)
人に聞くというのが最も分かりやすく効率的です。

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<OB訪問>
業界研究で重要なものとして、OB訪問があります。
なぜなら、会社説明会などは一種のアピールの場なので
コアは情報は聞けない、過大広告も混じっていることがあります。
自分の自己PRを考えてみれば分かるかもしれませんw

その点OB訪問は情報収集が非常に効率的で、仲のいい先輩だと、
時には「うちには正直来ないほうがいいよ」的なことまで
教えてくれたりもします。
さらに特に商社、広告では面接時に「OB訪問はしたか?」
の質問も飛んでくるので必ずしておくべきです。

簡単に流れを解説しますが、
いちおう詳しく知りたい人は就活本の王道絶対内定2008を読んでみてください。
(こちらは自己分析としても使える本です。)

①行きたい企業の先輩の連絡先をゲットしろ。
 大学名簿、サークル名簿などがあります。
 別に知り合い出なくても構いません。
 外資系企業の場合は、懇親会で頂いた名刺を元に連絡する人が多い。

②連絡先にメールか手紙を。
 自分の身分、業界研究をしていてお話を聞きたい旨を連絡する。

③返事が来たら、日時を決めて会う。
 志望動機や自己PR、エントリーシート(以下ES)を持っていくべき。
 必ずスーツで行くこと。
 時間帯はお昼か夜が多い。大体1時間。
 「これに名前書いて」と言われ、
 チェックされてるんだと思うこともあるが、
 OB訪問の食事代を経費で切るためにやっていることも多々。


④OB訪問後、その日のうちに感謝のメールを出せ。
 これは人として当たり前。 
 印象が良くなることはなくても、悪くなることはあります。

ここでひとつ注意があります。
OBのアドバイスは全て真に受けないこと。
その人はあくまでもその会社の社員で、採用担当者ではありません。
(私を含め)内定者からのアドバイスも同様ですw
常に情報は取捨選択するように。


次回は自己分析について書きます。


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